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第28号店「元祖どないや 大井町ゼームス坂上420店」(大井町)のご紹介

夏空が眩しくなり始めた7月、品川区大井町に「お店のこども食堂(みせしょく)」28号店目が誕生しました。大井町駅からほど近い大井銀座商店街に店を構える「元祖どないや 大井町ゼームス坂上420店」です。このお店の運営は株式会社ホーミー。今回は、代表者の実姉で、みせしょくを手伝っている佐々木さんから、地域と子供たちに対する想いを聞くことができました。

従業員の蕪木さん(左)、佐々木さん(右)

「元祖どないや」は外皮はふわっと、中はとろとろの生地にこだわったたこ焼き専門店。企業としては運送業が主ですが、たこ焼き屋さんはもともとやりたかったことの一つ。佐々木さんは週に数回、このお店の手伝いをしており、みせしょくの開催は企画なども含めて自身も携わっています。

「たこ焼きって、実際に作っているところも含めた、昔ながらの楽しさがあるような気がします。子どもたちには食べるだけではなく、待っている間に話をしたり、そういうところも含めて一緒に楽しんでもらえれば」と佐々木さん。実際に買いに来ると、たこ焼きが出来上がるまで一所懸命背伸びをしながらずっと見ている子どももいるそう。

「お店に来るのはもちろん地域の子たちです。こういう機会を子どもたちが経験することで、将来こういうことがあったなあと思い出してくれたら。地域に根付くようなお店になったら嬉しいですね。」

お店で提供している出汁が効いた「たこ焼き」

今までも子どもの来店があると飲み物をサービスで渡すなど、子どもたちへの愛情はずっと変わりません。今回の参加は、昨年、品川区で開催された「みせしょくチケット」に参加してみて、今度は期間限定ではなく、定期的に開催して「子どもたちが安心できる居場所を創りたい」という想いからだそうです。

開催は毎月第1、3火曜日、「安全な地域柄ですが夜遅すぎるのも良くないので」ということで時間はお店のオープンから日が暮れるまで。子ども達だけでの来店であれば、名物の大きなたこ焼きを無料で食べることができます。熱々を用意して待っています。

元祖どないや 大井町ゼームス坂上420店
(東京都品川区東大井5-15-2)
開催日:毎月第1、3火曜日 オープン〜日が暮れるまで
参加費:子どもは無料(子どもだけで来店の場合のみ)
業態:たこ焼き
最寄り駅:大井町駅
WEB:https://www.instagram.com/donaiya_420