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「東京学芸大学附属国際中等教育学校」の生徒さんから取材を受けました

お店のこども食堂プロジェクトに、一通のメールが届きました。
高校の生徒さんが「運営資金などに不安を抱える子ども食堂が、企業と連携したら継続して運営できるのではないか」というテーマで研究を進めているとのことでした。

(左から)当社の岩崎、志村、野津さん、萩原さん、藤木先生

「子ども食堂をより持続可能な事業として成り立つシステムを考え、寄付やボランティアに頼らない経営モデルを提案することを目指している」なかで、私たちの他の企業にはない「本業を活かした支援の仕組み」に興味を持ったということで、ぜひインタビューをさせて欲しいというものでした。

当日来社されたのは野津さんと萩原さん。今回の取材では、もともと子供が好きでこども食堂で勉強を教える学習支援活動の部長も務める野津さんからは、私たちがこの活動をはじめたきっかけや支援内容や参加基準といった概要的な質問だけでなく、活動を継続する上でのハードルやお店が検討したけれども結局参加に至らなかった理由といった質問もあり、今ある具体的な課題を把握して解決していこうという姿勢が感じられました。

これに私たちからは、「お店さんは地域に存在しているので、子ども食堂を一度始めたら辞めずらいと感じる現状がある」ことを伝えた上で、「無理して立派な子ども食堂を運営する必要はなく、規模は小さくとも子どもたちの居場所を増やしていくこと自体に意味があると考えているとお伝えしている」という話もさせて頂き、また「地域の方とつながり、地域に馴染んだ存在になることの大切さ」についても大変ご共感を頂きました。

高校2年生ながら大学生の卒論並みの質とボリュームで論文を仕上げなければならないということで、インタビュー中、社会福祉に関してご経験豊富な藤木先生が、生徒さんの思考に示唆を与えるようなコメントされていたことが印象的でした。お二人の論文の出来上がりがとても楽しみです!

私たちとしては、今後も現場で行う直接的な支援だけでなく、このような支援の輪を広げることにつながる教育や啓蒙に関する活動にも積極的に関わっていきたいと思います。