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「お店のこども食堂」の取り組みが、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。

このたび、当社のCSR活動「お店のこども食堂」の取り組みが、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

審査委員の評価
飲食特化の不動産業という、得意分野を存分に活かした社会貢献活動「お店の子ども食堂」。子ども食堂は、相対的貧困率の高まりから需要が増加する一方、担い手のボランティア精神のみでは持続可能性に課題が見られる昨今。「みせしょく」は、子ども食堂の広がりと継続性を担保できる取組かつ、子ども食堂の既存の担い手であるNPOや行政との連携もしている。企業の強みとリソースをフル活用した持続性ある取組を高く評価する。(グッドデザイン賞受賞ページより)

受賞ページはこちら
※グッドデザイン賞WEBサイトへ遷移します

この賞の「G」のマークは、皆さんも色々な商品に付けられているところをご覧になったことがあるのではと思いますが、実は形のある商品だけが評価対象ではないんです。
このみせしょくの活動を開始してしばらくたった2020年3月頃に、このグッドデザインの主催者の方から当社にご連絡を頂き、活動のコンセプトがとても面白いので応募してみませんというご提案がありました。

その時に商品ではない、考え方や活動といった無形のものでも応募できると知った私たちは、このみせしょくをより力強い活動にするために、この賞を上手く活用できるのではないかと考え、今回応募することにしました。

そして迎えた1次審査は無事通過したものの、2次審査は名古屋にある大規模な会場に実際の商品を展示し、それを審査員の方が目で見て評価するという方式だったので、無形であるみせしょくの意義や魅力を直接説明することができないなか、それをどのように表現するのかということに、特に腐心しました。
最終的にはプロジェクトメンバーでも何度となくディスカッションをし、このようなパネルと冊子にして展示することにしました。

「パネル」(※上画像)では、初めての方でも短時間で活動のコンセプトや意義が正しく理解できるように説明調にし、「冊子」(※下画像)では、このみせしょくの良さや世界観を直感的なイメージで伝えられるようなものにしました。

展示したパネル

コンセプトブック

その結果、既存の子ども食堂の課題を飲食店の優れた機能を活用して解決するということや、この活動を店舗専門不動産企業である当社が行っていくことの可能性、また、単独の企業としてだけでなく、飲食店、行政機関、NPO、地域の方と協業しながらよりよい社会づくりを目指す仕組みが高く評価され、グッドデザイン賞を受賞することができました!

まさにこの受賞は私たちだけでなく、関わる全ての方たち皆で得たものであるので、何倍も嬉しいものとなりました。
共に歩みを進めて頂いている皆さんには「ありがとうございます」ではなく、敢えて「おめでとうございます」と言わせていただきたいと思います。

今後も、東京の飲食店を子供たちの食堂にしていきたいという想いを胸に、社会に対して「お店のこども食堂」が、より良いものになるよう取り組んで参りますので、引き続き、ご協力の程、宜しくお願い致します。