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「臨時休校」とみせしょく

今回、臨時休校のなかでも、みせしょくを毎日開催している11号店の「こうすけ」(三軒茶屋)へ伺ってみました。

食べに来た子供たちが名前を書くノート

このお店は、月曜日の定休日以外、営業時間内の15:00~21:00に来た子供たちには、いつでも100円でラーメンを提供しています。営業しながらの開催なので、軒並みこども食堂の開催が自粛される中でも、いつも通り開催することが出来ています。

店主の齊藤さんに伺うと、先月までは1か月20~30人の来店だったのが、臨時休校後は1週間で約30人もの子供たちが来店しているようで、みせしょくがその子供たちの受け皿になっているようです。また、これまでは親御さんとの来店が多かったのですが、今月から子供たちだけの参加も目立ち始めたと仰っていました。

給食費を公的な就学援助で賄っているご家庭では、お昼ご飯の出費でも家計に大きな影響を与えます。また、子供の食事のために、止む無く仕事を早めに切り上げなければならないことも、生活不安に直結します。

そういう状況だからこそ、営業をしながら開催できる「お店のこども食堂」の意義は大きく、有事のときこそ、その力を発揮できるかもしれないという可能性を強く感じました。