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開催レポート もう一つの理想。
2020年1月19日、東久留米にある、おさかなとごはんのお店 E.den(エデン)の3回目のみせしょくが開催され、2名のボランティアさん含め22人の参加がありました。このお店は予約制ですが口コミで毎回埋まるんです。
16:00にお店に集合して、手作りの魚釣りゲームや、ウォーリーを探す絵本で遊びながら、子供たちは自然と仲良くなっていきます。
16:30頃になると店主の江川さんの奥様からウェルカムの挨拶。奥の厨房では江川さんがカレーやスープを仕込んでいます。少しだけですが私も料理の仕込みを手伝いました。今回のメニューはカレーと蒸野菜、コンソメスープなど。そしてみんなお待ちかねの「白玉団子作り」が始まりました。
皆行儀よく手を洗って、ちぎった白玉を手にしてみんなでくるくると丸めます。最後に文指と人差し指で一回つぶして完成。自分たちが丸めた白玉がどうなるのかわからなくて不思議そうな子もいましたが、食後にはお代わりが絶え間なく続くほど人気でした。
ところで、このみせしょくの活動の中で、私たちは「地域とつながること」を大事にしています。独立独歩ではなく、地域や行政と連携し、互いに強みを活かせる部分を尊重しながら、運営していくということなのですが、このパートナーシップがより進んでいくと、私たちが目指しているもう1つの理想のかたちが見えてきます。
それは「結果的に」ではありますが、この活動を通じて、お店の認知や評判があがり、売上が向上していくということです。もしかしたらこの考え方には賛否両論あるかもしれませんが、子供たちだけでなく、お店を運営されている飲食店経営者の方にも、活動を持続できる仕組みを作っていきたい、そう考えています。
江川さんは、以前から地元東久留米で料理を教えるボランティア活動をするなど上手に地域に溶け込んでおり、そして今回、みせしょくも相まって、お店の認知度が自然と上がり、普段の営業の際もご家族連れが増えてお店自体の運営も少しずつ上向いてきているそうなんです。
今後もこのようなよりよいケースを生みだせるよう更に邁進していきたいと思います。