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お店のこども食堂を始めたきっかけについて、国分寺にある「翔」の店主“小林さん”にお話を伺いました。

地元地域(国分寺)の神社や公園などで行われる催し物に積極的に出店するなど、ボランティア活動にも力をいれている店主の小林さんに、子ども食堂について伺いました! お店の情報

子ども食堂をはじめたきっかけを教えてください。

単純に子ども好きもあり、面白そうでしたので、はじめました。食事は会話や対話も楽しむもの。一人で食べる食事はよくないですよね。
そういう環境にない子ども達に、家族団欒のような場所を提供していくことに意義があると思います。

実際に運営してみて、大変なところはありますか?

特にありません。通常営業している時間の中で、お客様が少ない時間帯に運営しているので、何か追加で労力を使うことはありません。大変だと続かないし(笑)無理しないのがコツですかね。

食材もテンポイノベーションの支援金の中でうまく仕入れているので足も出ないです。あえて子ども食堂用に仕入れをしていますが、使ってみようと思っていた食材を試してみたりとか、探せばいろいろあるし、そこも無理せず気張らないでやっています。

お店(飲食店)がこども食堂をやる意味は何ですか?

親子で行くには、ファミレスなどのチェーン店が中心になってしまい、外食=その味に慣れてしまって、1から丁寧に仕込んだ料理を食べたり、店主の想いが詰まった料理などに、逆に違和感を感じてしまうようになってしまいます。子どもの頃からそういった料理を食べて欲しいです。子どもへの“食育”の観点からも、お店の役割ってそう言うところにもあるのかなと思ってます。

こども食堂の将来についてどう思いますか?

形式に捉われず、色々な形・利用目的があっていいと思っています。家事で疲れたお母さんがたまに息抜きに子どもを連れてきて一緒に食べたりとか、親がほっとできたりする場所のようになってきても良いんじゃないですかね。
子ども一人で食べさせるよりはよっぽどいいですよね。こういう取り組みは当たり前になるように広がることが大事なので、もっと広がればいいと思います。