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お店のこども食堂(みせしょく)の活動理念について
2019年1月。お店のこども食堂(通称:みせしょく)プロジェクトが始動し、社内公募を経て6名のプロジェクトチームが結成され、早速どう活動をしていくのかの協議に入りました。
まずここで決めたことは、オフィスであれこれ検討するよりも、まず動いてみて、色々な人の考えや想いに触れて、その中で自分たちの目指すべき方向を決めていこうということです。
そして、食堂運営を手伝ってみたり、有識者の方の話を聞いたり、飲食店経営者の方の要望をヒアリングしたりしたところで、また実際にみせしょくを3店舗オープンしてみたところで、ようやく見えてきた私たちの在り方を理念として言葉にしました。
飲食店の個性あふれる地域貢献への想いを結実させ、
子供たちがお店に行けばいつでもおなかと心を満たせる社会を創造します。
飲食店さんにお店のこども食堂の提案をすると、地域に貢献したいという想いが個性的なアイディアになって溢れてきます。実際にこども食堂を運営する飲食店さんの貢献意欲の数々を、実を結ばせるが如く支援するのが私たちの活動であり、その結果、子供たちがお店にいけばいつでも食事が出来て孤独から解放されるような社会にすることが我々の存在価値であるという意味を込めました。
2019年の調査では、日本全体で開催している団体が2018年から1,400箇所以上増え、3,700箇所を超えたそうです。しかしながら、全国の小学校数と比べるとまだ20%にも満たない数でもあります。貧困や孤食である子供たちのおなかと心をケアーできるほど量があるかといえば、まだまだ足りておらず、また、場所の確保や準備の手間などから開催頻度が少なくなってしまうことも実態です。
飲食店で子ども食堂を開催することは、場所の確保や開催準備が不要、衛生面や保険はケアーされている、食材がある、料理人の方がいる等のメリットが多数あります。
飲食店の特徴ある利点を生かして、今後もこの理念のもと、社会に欠かせない存在を目指して、真っすぐに活動していく所存です。皆さまのご支援の程よろしくお願いいたします。