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開催レポート 子供たちだけのみせしょく。

2020年1月14日、大森山王にあるSteak Hamburg SOH(ステーキ ハンバーグ ソウ)の初回みせしょくが開催されました。14:30~17:00という合間の時間でありながら、子供16人、大人6人、計22人もの参加がありました。隣街の自治会長さんや大田区社会福祉協議会の方など、地域の方も応援に駆けつけてくださり、初回は盛況に終えることが出来ました。

開催まで何度も試作した今回のメニューは、長時間丁寧に煮込まれた「牛すじのトマト煮込み」、お店で和牛とSPFポークのひき肉をひいて作った「ハンバーグデミグラスソース」どちらかを選べるスタイル。

ハンバーグは“30分かかるよ”という注意書きが。なんと子供たちからオーダーが入ってから手ごねを始める徹底ぶり!さらにデミグラスソースは1週間かけて作った本格的なもので、ご飯は山形県庄内産のはえぬきを使い、サラダのドレッシングも手作り、などなど、こだわりも盛りだくさんです。

お店の前が山王小学校の通学路ということもあり、子供たちだけのグループの参加も目立ちました。話を聞いてみると、給食もしっかり食べたそうですが「美味しいから全然食べられる!」と一皿ペロリ。当初、開催時間と量を心配していたのですが、育ち盛りの子供たちが不安を全て払拭してくれました。

いきなり大人数を受け入れた店主の鹿村さんは「このくらいの人数ならまだまだ忙しくないから、もっとおいで!」という頼もしい言葉が。次回メニューも一から考えるとのことなので、次の開催が楽しみです!

「本来は子供たちだけでも気軽に参加できる、そんな子ども食堂が理想」という話を関係者の方からよく耳にします。今回、“大人が手を引いて参加する”のではなく、“子供たちのコミュニティの中で、友達の手を引いて子供たちだけで参加する”光景を目にすることができました。

明るいうちに開催することで、安全面での大きな課題が一つクリアでき、本当に来たいと思っている子供たちが、誘い合って子供たちだけで来ることもできます。見た目なども含めて、子供たちの実情が表立ってわからないのが今の時世。「子供たち自身が、子供たちだけで助け合える環境が創れるかもしれない」と、大きなヒントをもらった開催でもありました。

次回は2月11日に開催の予定です。

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